窓の外では、虫の音が涼しげに鳴いている。
だが、静かな部屋の中に響いているのは、それだけじゃない。HARUの漏れるような喘ぎ声、そしてローションをたっぷり絡めた手の動きが生み出す、くちゅくちゅという湿った音。誰にも聞かれていないはずなのに、妙に恥ずかしくて興奮する。
指が乳首に触れ、もう片方の手が熱を帯びたものを優しく擦るたび、音がどんどん淫らになっていく。HARUの吐息が重なり、夜の静けさがいやらしく揺れる──。
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