指先が亀頭に触れた瞬間、ピクリと跳ねる反応に自分でも驚く。今日はいつもより充血していて、特にカリ首から上はほんのりとピンクに染まり、熱を持ったように艶めいていた。先端を指でそっと撫でるだけで、背筋を走るような快感が身体中に波及していく。
軽く握った手でゆっくりと擦る動きには、あえての焦らしが込められていた。強くしない、急がない。そのもどかしさが逆に感度を引き上げ、裏筋には自然と透明な我慢汁が垂れ落ちて潤滑油のように広がる。
画面の中の素人ゲイ動画を思わせるその姿は、どこか生々しく、リアルな色気を放っていた。射精の瞬間、勢いよく迸る白濁に自分自身さえ目を奪われ、余韻に震える指先だけが、残された熱を名残惜しそうになぞっていた。