Tシャツの裾をたくし上げ、乳首が露わになる瞬間、空気が一段と濃密になる。露出した突起に視線が集まると、まるで見せつけるように胸を反らせ、妖艶さが一気に増していく。ライトが肌を照らし、恥部までもが艶めき、隠すことよりも“見せる”ことが快感へと変わっていた。
その手が、自らの肉棒へと滑り込むと、蠢く腹筋がその気持ちよさを物語る。美しく引き締まった細身の身体とは裏腹に、その動きにはどこか背徳的な色が滲んでいた。扱かれるごとに亀頭は赤みを増し、濡れたようなツヤを帯びていく。吐息は徐々に荒くなり、理性の壁を越えていく。
そしてついに、喉から漏れた「ウッ」という声とともに、すべての昂ぶりが頂点に達する。美と欲が交差するその瞬間、彼はただ快感にすべてを委ね、甘く痺れるような絶頂を迎えた。