ローションをたっぷり注いだオナホを手に、HARUはベッドの上で腰を浮かせるように体勢を整えた。
ひとたび挿れれば、肉厚の中が熱を帯びて吸い付いてくる。ぬるりと包まれた瞬間、背筋がぞくりと震える。上下に動かすたび、じゅぷじゅぷと淫靡な音が部屋に響き、腰が勝手に跳ねはじめる。快感はどんどん上へと登っていき、意識がふっと飛びそうになる。
耐えきれない刺激に、ついに体が限界を迎え、HARUは大きくエビ反りになって果てた。全身が痙攣し、息がうまく整わない。床に仰向けになったまま、しばらくは動けなかった。たかがオナホ、されどオナホ。肉体の奥深くを突き上げられたようなあの衝撃は、簡単には抜けてくれそうにない。
HARUは再びローションを手に取った。